Y's Note

Short stories

短編創作

心の闇(続き)

誰かに理解して欲しいなんて望まないが、せめてほっといてくれ。
独りで居ればこれ以上、関係の無い人まで傷つけずに済むのだろう?

それでも、きっと自分は一人では寂しくて生きてはいけない。それならば…。

心にゆっくりと積もっていく黒い澱が確実に深く積もっていき、重く心に影を落とし、何時か自分を押し潰すその時まで。それが自分の背負う十字架。